蜂の子でアンチエイジング
蜂の子でアンチエイジング
血行と血管はアンチエイジングに重要
蜂の子がアンチエイジングに効果的な理由は、豊富に含まれるアミノ酸とタンパク質にあります。
アミノ酸は筋肉の主原料となる栄養素です。
筋肉は基礎代謝を高めて血行を促す働きを持っていますので、蜂の子を摂ることで血行不良を改善します。
これはアンチエイジングに非常に効果的なのです。
というのも、人の若さの秘訣は血管と血行にあります。
なぜならば、血液は全身の細胞に栄養と酸素を届けて老廃物や疲労物質など体の毒素を体外に排出する重要な役割を担っています。血行不良になると酸素や栄養が行き届かず毒素が溜まりやすくなり、結果、老化スピードを速めてしまうのです。
そんな重要な働きを持つ血液を守る血管の状態も若さを保つためには重要なポイントです。
血管には、動脈、静脈、毛細血管の3種類あります。
動脈は全身の細胞に栄養や酸素を届ける血管で、静脈は細胞から排出される老廃物や疲労物質などの毒素を体外に運ぶ血管で、毛細血管は動脈から運ばれた栄養や酸素を細胞に届ける細い血管です。
血管の中でも、動脈は大きな圧力で血流を押し流す働きをしていますので、最も傷つきやすく汚れが溜まりやすいことから、老化しやすい血管です。
簡単にいうと、動脈はゴムホースのようなものなのです。ゴムホースは古くなると固くなったり、破れやすくなったりして使用年数とともに劣化していきますよね。
動脈も同じで、血管の弾力性をサポートするエラスチンや筋肉が減少したり、ターンオーバーが滞って石灰化したりすることで固くなります。
さらに、過剰なストレスを受け続けて自律神経が乱れている方は、交感神経ばかりが刺激されますので血管が収縮した状態が続き 、血管が固くなりやすいです。
血液の流れが悪くなったり、血管が固くなったり、動脈を流れる血液に脂肪やコレステロールなどの汚れがこびりついて血管壁が厚くなり血管内が狭くなると「動脈硬化」を引き起こします。
動脈硬化は高血圧や高血糖から狭心症や心筋梗塞、脳梗塞など命に関わる病気を引き起こす可能性がありますので、動脈硬化を防ぎあらゆる病気を防ぐためには、血行と血管の状態が非常に重要なのです。
蜂の子の血行改善効果
冒頭でも述べたように、蜂の子には筋肉の主原料となるアミノ酸が豊富に含まれています。
アミノ酸は筋肉の材料となるタンパク質をつくりますので、積極的に摂ることで筋肉量の維持・向上を促し、基礎代謝を高めて血行を促します。
また、蜂の子に含まれるビタミンB群は脂質代謝を助け、ビタミンC、亜鉛は新陳代謝を活発にする働きを持っていますので、血液をサラサラにして血管の老化を防ぎます。
このように、蜂の子には血管と血液の健康を保つことで、体のアンチエイジングを促します。
蜂の子に含まれるアンチエイジングに良い栄養素
蜂の子にはアンチエイジングに効果的な栄養素が豊富に含まれています。
今回は、その中でもとくにアンチエイジングに良い栄養素を4つご紹介します。
アミノ酸
上記でもご説明した通り、アミノ酸は筋肉の材料となることで基礎代謝を高めます。
そして基礎代謝が高くなることで血行が良くなり、血液と血管のアンチエイジングをサポートします。
アミノ酸はタンパク質となって働くだけでなく、アミノ酸単体でもアンチエイジングに効果的な作用を持っています。
例えば蜂の子に含まれるアルギニンやリジンには成長ホルモンの合成や分泌を促す働きがあります。
成長ホルモンは筋肉量を増やしたり、体脂肪を減少させたり、骨を丈夫にしたり、血圧・コレステロール値の乱れを整えたり、肌の弾力性を高めたり、免疫機能を高めたりと、健康のために必要な働きをいくつも持っています。
しかし、成長ホルモンは20代を過ぎると分泌量が減りますので、食事から成長ホルモンを合成する栄養を積極的に摂る必要があります。
蜂の子には、成長ホルモンの合成を促すアルギニンとリジンが含まれていますので、成長ホルモンの持つ働きをサポートします。
ほかにも、蜂の子に含まれるトリプトファンは、質の良い睡眠をとるために必要な「メラトニン」の材料となるセロトニンの原料となります。
睡眠は、細胞の修復や再生をする大切な時間ですので、質の良い睡眠がとれないと細胞の酸化スピードが速くなり、体の老化を招きます。
トリプトファンを摂ってメラトニンの合成を助けることで、質の良い睡眠へと促し、老化スピードを減速させます。
ビタミンC
身体が老化する大きな原因は細胞の酸化だといわれています。
細胞の酸化とは、つまり、細胞が錆びることです。
細胞を錆びさせる主な原因が活性酸素です。
本来、活性酸素は外敵から体を守るために存在しているのですが、大量に発生すると元気な細胞までも攻撃して錆びさせてしまうのです。
活性酸素による細胞の錆びは老化を促進するだけでなく、動脈硬化、高血圧、脳血管障害、糖尿病、高脂血症、ガンなどの病気を悪化させることが判っています。
細胞の酸化を防ぐためには、紫外線を予防したり、喫煙習慣を見直したりするだけでなく、活性酸素を抑制する「抗酸化作用」を持つ食べ物を積極的に摂ることが大切です。
蜂の子に含まれるビタミンCは、強い抗酸化作用を持つビタミンです。
さらに蜂の子には、ビタミンCの働きを助けるパントテン酸も含まれていますので、ビタミンC単体で摂るよりも強力な抗酸化作用を発揮します。
また、ビタミンCは抗酸化作用を持つだけでなく、肌や髪の毛をつくるタンパク質の合成を助けたり、肌の真皮層の7割を占めるコラーゲンをつくったりしますので、弾力のある肌、ツヤのある髪の毛を維持するためにもビタミンCは欠かせません。
ビタミンB群
蜂の子に含まれるビタミンB群は皮膚や粘膜の健康を維持する働きがありますので、健やかな口内と肌をつくります。
また、ビタミンB群は脂質代謝を助ける働きもありますので、コレステロールや脂肪の蓄積を防ぎ、動脈効果や脳卒中、心疾患、メタボなどを予防します。
ほかにも、ビタミンB群は糖代謝のサポートをする働きもありますので、高血糖や糖尿病の予防にも効果的です。
亜鉛
亜鉛は新陳代謝やエネルギー代謝など体のあらゆる代謝を支えています。
また、亜鉛は細菌やウイルスを攻撃する白血球の材料にもなっていますので、風邪やインフルエンザなどの感染症の予防や病気の早期回復にも役立ちます。
ほかにも、亜鉛はタンパク質の代謝を促して、ターンオーバーやヘアサイクルの新陳代謝を活発にします。
ターンオーバーやヘアサイクルの新陳代謝が活発になることによって、肌や髪の再生や修復を促し、美しい肌と髪をつくります。
亜鉛はタンパク質と合わせて摂取することによって、新陳代謝がより活性化されますので、どちらも含まれる蜂の子は理想的な食品です。
蜂の子にはアンチエイジングに効果的な栄養素が他にもたくさん含まれています。
本当のアンチエイジングは、若返りを目指すために美容に良い栄養素をたくさん摂ることではありません。
今ある健康を壊さないように予防しながら健康状態を高めていくことが本来のアンチエイジングの目的です。
そのためには、質の良い睡眠、適度な運動といった生活習慣に加えて、バランスよく栄養素を補うことが大切です。
アンチエイジングを目指している全ての方に、蜂の子はおすすめですよ。